この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第15章 キミともう一度

「あの女を目の前にしてそれを言える?」


「うっ……」

美人、年上、自分に自信を持っていて輝いている玲亜さん。

口の達者さと気の強さでは、私が絶対に負けるのは目に見えている。


しょんぼりとしていると、ソラ先輩がいきなり私のブラウスのボタンを胸元まで外す。


「なっ…、なにするんですか。今はそんな気分じゃ……」


両肩を掴まれるとソファーに押し倒され、開けた胸元にキスが降ってくる。
それは強くてチクッと小さな痛みを感じる程だった。


「んっ……。まだ話が、終わって……」


口付けした場所を名残惜しそうに指でなぞってから、私に寂しそうな面影を見せながら微笑み掛ける。


「俺に相談しなくても自分で答えを出してるんだろ。……でも今回は何があっても助けに行かないからね」


「はい……」


いくらソラ先輩に反対されても押し切ってしまうのは、私も颯太にまだ情があるからなのだろうか。


浮気を反省した颯太を取り戻せる希望があるから?

それとも困っている颯太を助けたいから?


ますます自分の気持ちが分からなくなるばかりだった。


/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ