この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第16章 わたしのこいびと

遂にやってきた日曜日。
夜に天気が崩れそうに思えないほど晴天に恵まれていた。

やって来たのは都市部の駅前。
色んなお店が集中していてウィンドウショッピングをするには最適な場所だった。

人混みを避けた路地を颯太と二人で歩く。

「午前中から一緒に出掛けてくれるなんて珍しいね」


「おまえ、今日が何の日か分かってんのか?」

「えっと……、冬の日?」

私とソラ先輩にとったら、恋人としている約束の期限が切れる日。

それ以外に何かあったっけ?


「女子なのに忘れてるとかどうかしてんな。今日はクリスマスイブだろ。だからデートに誘ったんだ」


「へえー……。クリスマスかあ……」

サンタクロースが子供にプレゼントをあげる日だっけ。

今までのクリスマスは颯太に用事があるからと断られて一緒に過ごすことはなかった。
だから晩御飯の後にホールケーキが出てくる少し豪華な日。

それくらいで私にとってはあまり思い入れがない日だった。

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ