この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第17章 甘い恋がはじまる時

「全然大丈夫です。ありがとうございます……」


「傷口は小さいみたいだけど、血が止まらなかったりガラスの破片が入ってそうだったら病院に行ってね。……さて、次は颯太か」


「あ?絆創膏でも貼っとけばこんなの治る」

私と同じくらい出血していて強がっている颯太にソラ先輩は絆創膏一枚を手渡した。


「風子には手当てしておいてオレにはしてくれねえのかよ」

「このくらい自分でやったら?俺は颯太みたいに手先が器用じゃないからさー」


「不器用にもほどがあるっての!このドSめ!……いってえ!!」


結局、颯太も手当てをしてもらい、私は二人の仲良しさを眺めながら笑っていた。

これが描いていた三人の理想の関係。

実現できたと言うのに、いびつなものに見えた。

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ