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イケないキミに白い林檎を
第17章 甘い恋がはじまる時
颯太と離れてひとりになってから、思い浮かんでくることはソラ先輩のことばかり。
二人に教えてもらった好きと言う気持ちに、自分の思いを当てはめてみる。
するとパズルのピースのようにピッタリとはまった。
ああ……
私はソラ先輩のことを好きになっていたんだ……。
付き合っていた三ヶ月の間に、私も好きだと分かっていたら今頃いい恋愛ができていたのかな。
どうして別れるなんて馬鹿な真似をしたんだろう。
離れてみないと気付けないなんて、鈍感で大馬鹿だ……。