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イケないキミに白い林檎を
第18章 イケナイキミに捧ぐ✕

ベッドの上に連れられてからもキスの続きを楽しみ、横になって暫く体を寄せ合っていた。

「あんなに体が冷えてたのに温かくなったね」

「ふふっ、ソラ先輩のおかげです」


できればもっと温かくなりたい。

キスをしている時には体が疼いていた。
胸を押し付けながら近づくと固くて熱いモノがお腹にあたる。

次は……これが欲しいのに……。


色気を出しながら甘えていると太股をなぞりながらスカートを捲り上げられた。
そしていつもと違う破廉恥な存在に気付かれる。

「へえ。今日はいつもより大胆なパンツ穿いてるんだ」


「えっと……これは……」

たまたま穿いていた紐パン。
お洒落に気合いを入れていたのと、あわよくばソラ先輩に見られたらいいなと思っていた。


「煙草の匂いもするし、もしかして男と会ってた?」

「うっ……。ソラ先輩だって帰りが遅かったじゃないですか。なにしてたんですか」

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