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イケないキミに白い林檎を
第18章 イケナイキミに捧ぐ✕

乱されていくうちに、脳裏にもう一度強い快感を求める気持ちが浮かび上がってきた。

怖くて自分の意見が言えず、されるがままだった今までのセックス。
でも心を許せるこの人の前では素直になれる気がした。

「そのままっ…、奥まで…突いてください。あんっ、んッ、んんッ…」

我儘を言うとすぐに叶えてもらえて体が悦ぶ。


「……っ、待って。そんなに締めちゃうとイッちゃうよ?」

「んっ…、だって気持ち良すぎて……」


奥を突かれているうちにじわじわと体の芯が熱を帯びてくる。

ソラ先輩の腰の動きも早くなっていき、その熱が上昇させられていく。

「あぁっ、あっ、んっ、んんッ…。いッ…、イクッ、……イッちゃいますっ…!」


「好きだよ…乙羽さん……、ッ……!」


限界まで熱くなった果てに待っていたのは今まで感じたことのない至福。

二人で同時に最高潮の幸せを味わった。

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