この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第18章 イケナイキミに捧ぐ✕

「んー、少しだけ違うかな」

「もったいぶらないで教えて下さいよ」

するとソラ先輩は恥ずかしそうな顔をしてから答えた。


「……乙羽さんを汚しただけの男と同じ分類には絶対になりたくなかったから」

「えっ……」

その顔を隠すように、私を胸元に抱き寄せて髪をそっと撫でる。


「好きな人とした方が幸せだろ。だから、乙羽さんが俺の事を本当に好きになってくれたらしようと思っていたんだ」


嬉しい……。

汚いからでも意地悪をしていたわけじゃなくて、私のためにずっと我慢してくれていたんだ。

こんなにも……

こんなにも大切に想ってくれていたなんて……。


気付けなかった愛を知り、再び胸がいっぱいになって目に涙が滲んできた。

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ