この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第3章 裏切り
「まったく。颯太は自分の彼女に対して危機感なさすぎ」
「横になれる場所をいきなり聞かれたら、ラブホしか思い浮かばなかったんだからしょうがねえだろ。
それにヤッてねえオチなのは分かってる」
「あれ。分かっちゃう?」
真剣な顔付きから、パッと硬い表情を解くソラ先輩。
「ヤッてたらわざわざ言いに来る訳ないからな。ったく、一々深刻そうに報告してくんな」
これもソラ先輩のお得意の嘘……?
それとも事実……?
「えっ……、でも……」
セックスをしてないわけがない。
同じベッドに寝て、起きたら下着姿だったし……。