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イケないキミに白い林檎を
第18章 イケナイキミに捧ぐ✕
なぜかソラ先輩も女の子の暴走を嫌がらないでされるがまま。
なんで……?
まさか私を好きと言っておいて、本当はこの子のことを……?
やっと両思いになれたと思ったのに、二股されていたなんて笑えない。
でも私が好きな人はソラ先輩。
昨日ちゃんと結ばれたばかりなのに、彼女としての居場所を奪われたくない。
「ソラ先輩から離れて下さい!そこは私の居場所です」
「ふふ……」
相変わらず顔を見せない女の子は堪えていた笑いを吹き出すような声を上げた。
「え……?なんで……」