この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第18章 イケナイキミに捧ぐ✕

「あれは余興の打ち上げの日。ソラくんから風子ちゃんと最近不仲だと聞いてね。
打ち上げが終わった後、風子ちゃんを焦らせるドッキリ計画を二人で考えていたのさ」

私と海田先輩をおいて、珍しく二人でさっさと帰った理由がこれだったとは……。


「焦ると言えば異性の存在。でもソラくんは女の子苦手だからねえ。僕が一肌脱いだわけだ」

「大地は童顔だから女装させるのにピッタリかなって思って」

そして私がこの作戦にまんまと引っかかったという訳か……。


「風子ちゃんがいつも駅前を歩いている時間を狙って、この格好でソラくんと一緒にいたのは大成功だったね。こっちをチラ見して気にしていたから笑っちゃったよ」

「本当に女の子かと思ったんだもん……。化粧だって上手だし……」


「僕のお姉ちゃんはメイクアップアーティストなんだ。それでこの化粧を教えて貰って女装してみたの。今日のクオリティすごいでしょ?」

黙っていれば本物の女の子のよう。
でも正体が分かった今、間近で見れば大地くんだと分かる。

「確かにすごいけど……」

どんなに着飾った私よりも可愛いなんて女として負けた気がする。


「他の女の子の影を見て不安になってるとか、ソラくんのこと大好きなんだね。これからは他の男に色目を向けないで愛してあげなよ」

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ