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イケないキミに白い林檎を
第3章 裏切り
それから深夜遅くまで、颯太とソラ先輩はオセロをしていた。
どうやら颯太が勝てないみたいでヤキモキしているようで。
何度もめげずに挑戦していた。
颯太が負けず嫌いなのは知っていたけれど、ここまでとは思っていなかった。
一方、私は泣き疲れていてふたりより先に眠ってしまった。
目が覚めるとベッドの隣には颯太がいた。
まだ朝の6時……。
スマホを見るために少し動いたら颯太も起きたようで。
服の中に手を入れて私の胸を撫でるように触ってくる。
ソラ先輩はベッドから少し離れた床に寝ていた。
同じ室内だからいけないことをしたら気付かれそうで危ないのに……。