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イケないキミに白い林檎を
第3章 裏切り

胸の突起を弄ばれたり、感じるところばかりを責めてきてあっという間にじんわりと下が濡れてくる。

これ以上されたら颯太が欲しくなるのに止まらない悪戯。


「あんッ……」

音を出さないようにしていたのに、高い声が漏れてしまう。

ハラハラしながら声を出ないように意識する。

でもこれが後押ししたのか、颯太が私に重なってきた。

「声、我慢しろよ……」

低い声で耳元で囁かれる。

布団の中に隠れるように潜り、熱くなったお互いの体を交わした。

甘い吐息とベッドが軋む音だけは抑えられなくて。

行為をしていることが知られる心配より、お互いの欲を満たすことでいっぱいだった。


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