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イケないキミに白い林檎を
第19章 もっとたくさん教えて…
「…………」
「ソラ先輩……?聞いてます?」
「なっ…、なんでだろうね?一目惚れしたからじゃないかな。……そんなことより、これが気になったんだけど」
ベッドの近くに置いていた黒い小さな箱。棚の中にしまうのをすっかり忘れていた。
それが見つかって変な汗が出てくる。
「えーっと、それはですね……。化粧用品が入っていた箱ですよ」
「見ていい?」
「だめです!誰にも知られたくない肌の症状と言うものがありまして……って、ああー!」
箱から取り出された物は、ピンクローター。
誰にも見られたくないものがバレてしまい、恥ずかしさで顔が一気に熱くなる。
「これが知られたくない症状ねえ……」
「ううっ……」