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イケないキミに白い林檎を
第20章 ふたりの嫉妬と秘密の関係
「そんなにエロい声を出されたらムラムラすんだけど。まさか、もう濡れてるわけじゃねえよな?」
内腿を触れていた手が段々と上がっていき、割れ目をなぞって良からぬ方へと誘惑する。
「ちょっと…、こんなところでっ……わっ!」
降ろされる前に、態勢を崩して颯太の方に抱き着くように落ちてしまった。
久しぶりに感じる颯太の温もりが体を受け止めて貰って伝わってくる。
駄目だと分かっていても、この場から動かず終わった恋を懐かしんでしまう。
何度も抱かれたからこそ忘れられない。
処女を捧げて、快楽を教えてくれたのもあなただったから……。