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イケないキミに白い林檎を
第22章 Reminiscence
「乙羽さん、何を言ってるの……?」
床で四つん這いになって詰め寄る私にソラ先輩はたじたじする。それでも動じず悩みをぶつけてみた。
「私、他人の愛し方が分からないみたいなんです……。ソラ先輩のこともっと喜ばせたいんですけど、好きになってからも何もできていない気がして……」
自分でもなんて変な質問をしてしまったんだろう思った。
だけど過去の経験をこの人には生かせないから聞くしかない。
情けない私を見たソラ先輩はソファに深く座り、小さく溜め息をついてから腕と足を組んだ。
「そんなに喜ばせたいんだったら、今すぐ裸になって俺のモノを咥えて」
「――っ……。分かりました」
さっきのエッチでは物足りなかったんだ……。
上着の裾を持って胸元まで一気に上げると白いブラジャーが姿を現す。