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イケないキミに白い林檎を
第23章 溺れた小悪魔と禁断の夜
畳まれていた服を手にしてソラ先輩がいない隙を狙ってすぅっと匂いを嗅ぐ。
香水みたいないい匂いがする……。
胸を躍らせながら裸の上に袖を通してボタンを止めた。
私よりも大きいからぶかぶかで袖も余り、パンツもギリギリ隠れる。
まるで大人の服を着る子供になった気分になった。
この格好のままリビングに行ってソラ先輩に披露する。
「ふふっ、彼氏の白シャツを着てみたかったんです。それになんかエロくないですか?」
セクシーさをアピールするためにわざと谷間を作って見せた。
「うん。俺の服を着て喜んでいる乙羽さんが可愛いよ。でもそんなに襲って欲しいの?」