この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第23章 溺れた小悪魔と禁断の夜

「乙羽さん」

――――!


名前を呼ばれて心臓が飛び出そうなほどハッとして後ろを向く。

「ハサミは見つかった?左側の方に入ってるから」

声を耳にして今に引き戻されて、ほんの少しだけ気持ちが落ち着く。


こっちに近付いてくる足音を聞き、すぐさま元通りに閉めて左の引き出しからハサミを取り出した。

開けたことがバレずに済み、傍に来たソラ先輩に作り笑顔を向ける。

「あっ…、いえ、はい。ありましたので問題ないです。髪の毛、絡まっちゃって切りたかったんですよね」

ベッドに腰を掛けて、ゴミ箱を下に置いて絡まっていた髪にハサミを入れる。
チョキっと音が小さくして、切れた髪の毛がサラサラと落ちていく。


忘れられないのかな……

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ