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イケないキミに白い林檎を
第26章 運命の赤い糸
やっと挿れてもらえたと思いきや入ったのは先端だけ。
「あれ…、なんで……?早くしてください」
腰を動かしても蜜壷へ入ってこなくて体がどんどん疼いてくる。
「どこまで挿れて欲しいの?」
知ってるくせに。ソラ先輩は焦らされている私を悪魔のような笑みで眺めていた。
この状況を明らかに愉しんでいる。
「もちろん全部に決まってます。ください……」
「最初から全部欲しいとか欲張りだね」
少し奥へと進んだ気がするけどまだ浅瀬。
「これは全部ではありません。もっと長いじゃないですか」
「そう思ってくれているんだ。ありがとう」
「ううっ……、ソラ先輩の意地悪」
卑猥なことを言う自分がなんだか恥ずかしくなってくる。顔から火が出そうで両手で覆い隠した。