この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第26章 運命の赤い糸

「いや、思い出せないのなら呼んでもいいかなって思って」

私の記憶が戻らないように名前で呼ばずにいたんだ……。

記憶を失う前にやり取りしていたメールでも名前で呼んでいてくれたみたいだし。


信号が青になって横断歩道を渡る時、手を繋いだ親子が通り過ぎて行った方に視線を逸らした。

どうしよう。
額に汗が浮かぶほど顔が熱いし、照れ臭くてソラ先輩を直視できない。

好きな人に名前を呼んでもらえることがここまで破壊力があったとは想定外だ。


何も話さないまま二人でしばらく歩いていると、どうしたのかとソラ先輩に顔を覗かれる。

「ふえ……、あっ…、えっと……」


「大丈夫?顔が赤いよ、風子」


/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ