この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第27章 禁じられた快楽

「この前はすみません。自分の恋人を貶すようなことを言われたら怒るに決まってるよね」

元気のない様子で言った榎森くんは眉を八の字にして反省しているようだった。


「私の方こそムキになっちゃってごめんなさい」

「いやいや、ボクが悪いです。よく考えたら生徒会長がやっていたことは勇気ある行動なんですよね。救われた人もいると思うし」

「そう言ってくれると私の彼氏も喜ぶと思います」


榎森くんが分かり合える人で良かったと安心して自然と笑顔になる。

最初に抱いていた不安も薄れてきて、これから円滑に課題を進めていけそうな気がした。


「彼氏のことを思って怒る乙羽さんは優しいですね。そこまで思ってもらえるなんて羨ましいな。課題を一緒にやることですし、これからも仲良くしてください」


「はい。課題が早く終わるように頑張りましょう。榎森くんは――」

「あっ、ボクのことは名前で呼んでください。実は苗字があまり気に入ってなくて」


名前は確か、秋だったような……。

「えっと、あきくんってですか?」

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ