この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第29章 in flore

メッセージを読んでスマホを握る手の力が急激に弱くなる。


【気持ちの整理はついたよ。だけど今は会いたくない】

今まで会いたいと言って断られたことは一度もなかった。
断わるとすればいつも私の方。

拒否されるのがここまでつらいことを忘れていた。


会うつもりがないということは、ソラ先輩の気持ちはもう私のところにないのだろうか。


【別れたいってことですか?】

おぼつかない指で打ちたくもなかった文字を入力して問う。

どんな答えが返ってくるのか怖くて目をぎゅっと閉じてから送信して、落ち着かないままスマホを握り締めて返事を待つ。

だけど、今度はさっきのようにすぐに返ってこない。


そのまま夜が過ぎて、朝がやってきてもソラ先輩からメッセージが届くことはなかった。

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ