この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第30章 林檎の花

手を伸ばして少しずつ距離を縮めていき、ソラ先輩の指に触れる。

一本、二本と触れる幅を増やしていく。

手を重ねるところまで行こうとした時、過去に傷付けられた記憶が脳内に映し出されて怖くなり手が震えてきた。


また何も変わっていない……。



なかなか前に進まない自分に悔しくて涙が出そうになった時――――

「後ろからは大丈夫なんだから、見なければいいんじゃないかな」


慰めるようにソラ先輩が言ってくれて、目を閉じてみると不思議と楽になれて触れ続けることができた。

本当に大丈夫なのか手探りでどんどん触れていく。

何度触れても怖くなくて、ソラ先輩に抱きついて喜びを噛み締めた。


「……これなら何でも大丈夫そうです。このまま慣らしていけば克服できそうな気がします」

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ