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イケないキミに白い林檎を
第30章 林檎の花

「やっと共同の課題が終わったんです。これからは秋と関わることがないので安心してくださいね」

「ん……?ああ……、あいつか」


安心させるつもりが名前を出した途端に表情を曇らせてしまった。

信じてもらうために隠さずに話そうとしているけど、どこまで話したらいいのか判断が難しい。


でも今、ソラ先輩が秋のことを気にしていなければ話を蒸し返す形になってしまった。


反省しながら俯いて、隣ではなく斜め後ろを歩く。


何を話してこの空気を変えよう。


昨日放送されていたバラエティ番組の話、それとも今日の夜ご飯に何を食べたいか……。



「――――その女は浮気してますよ!」


私の考え事を遮ったのは、秋のことが好きな女の子の声だった。

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