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イケないキミに白い林檎を
第30章 林檎の花

「いつも気遣ってくれてありがとうございます。こういう場所は街中にいるよりも落ち着く気がします」

両手を広げて、すうっと大きく息を吸った。

この時期は緑が多くて心地良い。

清々しい気分になりながら田舎の雰囲気を浸っていると、白い花が付いている木が並んでいる畑に目が留まった。


「梅の花が咲いてますよ!ここは梅を栽培しているところですかね?」

その畑に近付いて木を見てみると白い花だけでなく緑の葉と紅色のつぼみも枝についていた。


「梅じゃなくて桜?」

花の形は似ている気がするけど、幹の高さは見たことのある桜より低い。


「これは桜じゃなくて林檎の花だよ」

珍しい桜があるんだなと思って首を傾げているとソラ先輩が答えを教えてくれた。


「林檎の花は初めて見ました。実は赤いのに花は白いんですね。……綺麗です」

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