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イケないキミに白い林檎を
第30章 林檎の花
二人でケーキを食べて誕生日を祝った後、ベッドの上でその望みを叶える。
私好みの手つきで快感を与え、愛液でとろとろになった蜜壺に自身を押し入れてきた。
優しくしてくれるのに行為を続けているうちに激しくなる。
「ふぅ…、んっ……」
ソラ先輩のモノを奥まで受け入れたまま絶頂を迎えて虚ろな目をしていると、貪るようなキスをされてさらに蕩けていく。
甘くて目眩がしそうだった。
強く求めてくるから今晩はそう簡単に離してもらえないだろう。
「愛してる……」
頬にそっと触れてきたソラ先輩の手に自分の手を重ねた。
「私も塑羅緒さんのことを愛しています……」
初めて名前で呼んでみて少し恥ずかしい気持ちになった。
もうフラッシュバックした後のように震えることはなく、何の障害もなく触れていられる。
心と体を満たしてくれるこの手が他の誰の手よりも好き。