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日は昇り、日は沈む
第5章 ひなた村一大事2
「太郎さん……」
「フミ、騙されるなよ、そいつは世界中を驚かせるスクープとか言うもんが欲しかったんじゃ!この村の平和なんかどうでもいいんじゃ」
「違います!私はそんな人間では……」
「違わん!」
そう言っている間にも、報道陣と住民の間で小競り合いが続く。
「このカメラ高かったんです、触らないでください!」
そう言われて手をひっこめ、「うわぁ、ごめん」と言ってしまう丸男。明美はどさくさに紛れて赤いゆるキャラをかぶった。
『タイヘンダヨー!タイヘンダヨー!タイヘンダヨー!タイヘンダヨー!タイヘンダヨー……』
太陽のゆるキャラだった。
「フミ、騙されるなよ、そいつは世界中を驚かせるスクープとか言うもんが欲しかったんじゃ!この村の平和なんかどうでもいいんじゃ」
「違います!私はそんな人間では……」
「違わん!」
そう言っている間にも、報道陣と住民の間で小競り合いが続く。
「このカメラ高かったんです、触らないでください!」
そう言われて手をひっこめ、「うわぁ、ごめん」と言ってしまう丸男。明美はどさくさに紛れて赤いゆるキャラをかぶった。
『タイヘンダヨー!タイヘンダヨー!タイヘンダヨー!タイヘンダヨー!タイヘンダヨー……』
太陽のゆるキャラだった。