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手を繋ごう〜愛憎II〜
第26章 刺激とゆったりした五日間
『ところであなた方今どこにいるの?』

「あ、ああ…萌のおじさんのお墓参りに紘達付き添いで行った後に、白燐堂の巨大パフェ食べたいって言うから、白燐堂」

その言葉に

『いーなー!白燐堂の巨大パフェ!あれ美味しいのよね!今度また健ちゃんに連れてってもらおっと!』

と言う言葉に

(こ、ここにもいたか…)

と引き攣りつつ、

「取り敢えず、学校始まったら、またよろしくお願いします」

と言う、いつもの誠じゃないような素振りに

『どんな風の吹きまわしか分からないけど、こちらこそ。ゆっくり休んでてね』

と言う言葉にじゃあと言い、誠は電話を切った。


ゆうは誠と電話を切った後、途中だった弁当をもぐもぐ食べながら、

(いーないーな!白燐堂!!私もお休みしたい!!)

いいー!!と心の中で思いながらも、午後の打ち合わせに集中する事にした。



萌達のテーブルに戻った誠は、

「ごめん、ごめん、長話してた」

と、話をする。

「誰と話してたの?」

と、萌。

(いつも軽く聞くのに、キツイぞ、口調…)

と、思いながらも、

萌の頰をさらっと触り、

「ゆうちゃんと、話してた。ゆっくり眠れるように、良いお店紹介して貰ってきたよ。今メール来た」

と、メールを見せると

萌が

「ああ!ルシェル!!言ってみたかったんだぁ!私!」

と、隣の夏子ときゃあきゃあと騒ぎ出す。

(やっぱり女の子の事は女の子に聞くのが一番だな…)

と、思いつつ、

「あと、榎本豊の捜索願い出すそうだよ」

と、告げた。

萌はそこで満面な笑みになり

「よかったぁぁぁぁ……」

と、頰に触れてた誠の手に手を添える。

そしてハッとして、誠と顔を見合わせ、同席の3人の顔を見る。

ニヤリと笑う3人に、萌は

「…やっ!そのっ!!」

と、慌てふためいていた。
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