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手を繋ごう〜愛憎II〜
第26章 刺激とゆったりした五日間
「もうダメ!挿れてぇ!!」

萌が絶叫した。

ニヤリ…と誠は笑う。

「ようやく勝ったね、俺。」

と、呟き、萌を四つん這いにさせる。

「てか、あんなことされちゃったら、挿れてって言いたくなるわよっ!」

と、怒られる。

そんな萌の顔も体も真っ赤だ。

そう。

まだ一昨日の挿れてと言われない限り挿れない。が、まだまだ適応されていたのだ。

コンドームを付けて、ズンッと勢いよく入れる。

「はうっ」

と、萌はビクンッとする。

こないだの2回目のお仕置き後、誠は

「今週は容赦なくやらせてもらう」

と決めていた。

(来週になったら優しいまこちゃんに戻るけどね?怒ると怖いのよ、あたし。)

と、思いながら、腰の律動を激しく行う。

「ああっああああっ!」

体を仰け反らせる萌を押さえつけて、どんどんと律動を早くしていた。

と言うのも

(2回目もホラー見せやがってこのやろおおお〜!!)

と、誠は怒っているのだ。

しかも、確信犯。

と言っても、誠が萌にやった数々の事を思い起こせば、実にちっさい事で怒っているのは分かっている。

分かるのだが、怖いもんは怖いのだ。

その為、報復をしなくては……と、1日目からじわじわと追い詰めて、二日目はじくじく蜜で滴らせて、そのあとは何事もなく、DVDを見ながらアロマキャンドルを灯し、実にイチャイチャした。

そして、今日は狙った獲物を捕獲すべく、誠も計算して、じわじわと追い詰めた。

(あいつと一緒にはされたくないけどねっ)

と、榎本豊の顔を思い浮かばせ、実にイライラしていた。

愛はそのまま注ぐものだと、誠は理解していた。

なのに

(痴漢やっちゃったけどねっ)

そこの部分で、誠は引っ掛かっていた。

萌を完全に怒らせて、ゆうに諭されて、ようやく気付いた事だけど。

(俺だってもしかしたら同じ事してたかもしれないんだよ…こいつに…)

そう思いながらいると、萌が

「あっあああああっ!」

びくん!と痙攣し、そのまま沈んだ。

(わっ、ヤバイ!やり過ぎた?俺!)

誠は

「も、萌?」

と、声を掛けると、ムクッと起き上がり

「まこちゃん……隙ありっ」

と、誠を押し倒して、コンドームを外し、亀頭をチロチロと舐め始める。


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