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手を繋ごう〜愛憎II〜
第26章 刺激とゆったりした五日間
「はっ……うっ」

誠が反応した所を覚えているのか、重点的に誠のペニスの感じる所を舐め上げる萌。

(な…なんかいつの間にか上達している…!!)

と、誠はピクンと痙攣させる。

「も…萌ちゃん、まさかこのまま…」

「イってもらいます。」

と、少しゆう直伝の業火が見える。

「い、いや、萌ちゃん、俺が萌ちゃんをイかせたい…」

「いつもイかされてるもん。」

と言いながら、じゅぶじゅぶと、音を立て、フェラチオする手をやめない。

枕元に置いてあるコンドームをコソッと持ち、

「僕もいつもあぁたにイカされてるもん。」

と、萌を押し倒す。

コンドームを付け直し、萌を抱き締め、いつも通りの正常位。

こうしてると、何故か安らぎを覚える。

「ああっあああああっ」

(萌だったら、多分俺は飽きないんだろうな。11年も好きだったこの子の前ではいつも俺は…)

腰が早くなって行く。

(もうちょっと長くいたいのに…)

いつも快感を我慢して、んん〜と堪えて。

けど、何故かそれが幸せで。

「あああああっ!!」

萌の体がビクンと動いて、体が止まる。


(いっつも、お前に完敗だ……)

萌に軽くキスをした。

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