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手を繋ごう〜愛憎II〜
第27章 静かな日常と影
キーカシャンバタバタバタッ!!
と言う音がする。
(やっべぇっ!!)
と、服を探すが、探す間も無く、ガチャッとドアが空き、
「萌ちゃんまこちゃんだいじょ……あっ」
早苗が一瞬固まり、誠は思わず布団で自分の下腹部を隠した。
「いやぁごめんごめん、まさかあんな状況だとは知らずに…ノックしとけば良かったね」
と、早苗は手を合わせ、苦笑いしながら誠に言うのを
「い、いえ…」
と、顔を真っ赤にして俯く。
萌も居心地が悪そうにしながら、意味もなく誠の制服の裾を掴んでいる。
「ゆうちゃんから話聞いてね。もう飛んで帰って来ちゃったわよ。なんでそんな大事な事言ってくんなかったのよ!」
と、誠と萌に怒る早苗。
「あ…ごめんなさい。まだそこまで決定してなかったので…」
と、頭を掻く誠に
「まぁ、私もね、まこちゃんが居候するって聞いて、なんか変だなぁと思ってたのに深く突っ込まなかったのがいけないし。あと、家にでも乗り込まれたら、女二人じゃ太刀打ちすら出来ないと思うから、海外にいるご両親には連絡は取るけど、そのまま、居候してもらうわね」
と言う寛大な早苗に
「ありがとうございます」
と深々頭を下げる誠。
萌も
「ママありがとう」
と言っている。
「犯人の目星は付いて…被害に遭った子…唯ちゃんだったのね…」
早苗が言うのにコクンと萌は頷く。
「…そう言えば顔見知りでしたよね…」
誠が言うのに
「そう。コンクールの時、少しだけだけどね。綺麗な子なのに、ホント…犯人も残忍なことをするのね…」
誠は頷き
「ちょっと、キャパ超えしちゃってました」
と、苦笑いして言う。
「と言う事は、本人はもっとダメージがあるはずだから…。病院とかゆうちゃんとかにお任せするしかないわね」
と言う言葉にゴクンと二人は頷く。
「あ、そう言えば、日曜日、友達が来るの。家上がって貰っても良い?」
萌のそんな言葉に
「どうぞどうぞ。何人くらい?」
早苗が聞くのに、
「多分4人…とかかな?」
と言う萌に
「え?誰?」
と聞く誠。
「遊園地のメンバー」
「あ、なるほどね」
と言う二人のやりとりに早苗はニヤーとしながら
「もーう!そんなカップルらしい事もしてるのね!青春だわぁ…パパの事思い出しちゃう」
と言う。
と言う音がする。
(やっべぇっ!!)
と、服を探すが、探す間も無く、ガチャッとドアが空き、
「萌ちゃんまこちゃんだいじょ……あっ」
早苗が一瞬固まり、誠は思わず布団で自分の下腹部を隠した。
「いやぁごめんごめん、まさかあんな状況だとは知らずに…ノックしとけば良かったね」
と、早苗は手を合わせ、苦笑いしながら誠に言うのを
「い、いえ…」
と、顔を真っ赤にして俯く。
萌も居心地が悪そうにしながら、意味もなく誠の制服の裾を掴んでいる。
「ゆうちゃんから話聞いてね。もう飛んで帰って来ちゃったわよ。なんでそんな大事な事言ってくんなかったのよ!」
と、誠と萌に怒る早苗。
「あ…ごめんなさい。まだそこまで決定してなかったので…」
と、頭を掻く誠に
「まぁ、私もね、まこちゃんが居候するって聞いて、なんか変だなぁと思ってたのに深く突っ込まなかったのがいけないし。あと、家にでも乗り込まれたら、女二人じゃ太刀打ちすら出来ないと思うから、海外にいるご両親には連絡は取るけど、そのまま、居候してもらうわね」
と言う寛大な早苗に
「ありがとうございます」
と深々頭を下げる誠。
萌も
「ママありがとう」
と言っている。
「犯人の目星は付いて…被害に遭った子…唯ちゃんだったのね…」
早苗が言うのにコクンと萌は頷く。
「…そう言えば顔見知りでしたよね…」
誠が言うのに
「そう。コンクールの時、少しだけだけどね。綺麗な子なのに、ホント…犯人も残忍なことをするのね…」
誠は頷き
「ちょっと、キャパ超えしちゃってました」
と、苦笑いして言う。
「と言う事は、本人はもっとダメージがあるはずだから…。病院とかゆうちゃんとかにお任せするしかないわね」
と言う言葉にゴクンと二人は頷く。
「あ、そう言えば、日曜日、友達が来るの。家上がって貰っても良い?」
萌のそんな言葉に
「どうぞどうぞ。何人くらい?」
早苗が聞くのに、
「多分4人…とかかな?」
と言う萌に
「え?誰?」
と聞く誠。
「遊園地のメンバー」
「あ、なるほどね」
と言う二人のやりとりに早苗はニヤーとしながら
「もーう!そんなカップルらしい事もしてるのね!青春だわぁ…パパの事思い出しちゃう」
と言う。