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手を繋ごう〜愛憎II〜
第1章 プロローグ
5ヶ月後……
薄暗い部屋の中、オレンジ色の、ルームライトのみ点いている部屋に二人の、重なっている影。
その影は時折激しく動いている。
床に置かれたガラス張りのテーブルの上にはノートが開かれたまま三冊、そしてシャープペンが二本、そして、マーカーや、色ペンが複数散らばっている。
あぐらをかいている男の子の上にテーブルに向かって女の子が座っていて
男の子は
「もう、こんなになっちゃったね…」
女の子の耳元で囁き、執拗に女の子の膣口を攻める。
チュク…チュク…
部屋の中に女の子の水音が響き渡る。
「ふぁ…あああッ」
と、女の子は我慢しきれないように喘ぐ。
ビクンッとなる体を男の子は抑えつけつつ、Tシャツの中のブラジャーを押し上げ、クリクリと刺激しながら
Tシャツの下のパンティの中に手を潜め、
女の子の膣口に人差し指と中指を、女の子が気持ちよくなる所を目掛けてこすりつけていた。
親指はグリグリとクリトリスを刺激している。
「萌、気持ち良さそう…これだけで、俺、すごく気持ち良い……もっと感じて?」
吐息混じりな声で囁き、男の子は刺激を強くする。
女の子の方は、与えられる刺激に首を振りながら男の子にしがみつき、快感から逃れようと、必死に歯を食いしばっていて
男の子の方は、日頃から女の子を悦ばせている筈なのに、女の子の反応を尚一層楽しんでいるように愛撫は続く。
チュクチュクチュクチュク
より一層激しくなる指の愛撫。
女の子の限界が近づいて来た。
日頃、男の子に与えられて来た倍の快感が。
「んあっ!はぁっ…も、もう出ちゃうよ、ま、まこっ、まこちゃ、許してぇぇぇ〜」
ビックンと女の子は体を痙攣したのちに男の子は女の子に深いキスをする。
「んん…はぁぁぁぁぁぁぁ………」
ピクンピクン…と、口づけを受け入れ、顔を桃色に染めた女の子は吐息を漏らす。
「もうちょっと、触りたかったなぁ……」
囁くように言う男の子。