この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
手を繋ごう〜愛憎II〜
第3章 パニックな朝と懸念
授業が始まっても戻って来ない誠に
(まこちゃん、どうしたんだろう?)
窓際の二番目の空席、誠の席を見る。
ガラリと、誠が入って来た。
神妙な顔をして、先生に理由をこそこそ話しして、先生が頷き、席に戻って行く。
萌が目が合って、ニコッと笑ったけど
(…?いつもの笑い方じゃない…)
どことなく違和感を感じる笑い方に
(…あとで聞いてみよ…なんせ学年30位以内…)
そう思って、授業に集中した。
(あー……どうしよ、俺……。でも、世の中色々な人がいるって言うし…。呼び出されていたのは事実だしな…俺も悪目立ちすぎなんだよなー…。)
誠は悩む。
(取り敢えず、萌を守んなきゃ…)
気を取り直して、勉強することにした。
(まこちゃん、どうしたんだろう?)
窓際の二番目の空席、誠の席を見る。
ガラリと、誠が入って来た。
神妙な顔をして、先生に理由をこそこそ話しして、先生が頷き、席に戻って行く。
萌が目が合って、ニコッと笑ったけど
(…?いつもの笑い方じゃない…)
どことなく違和感を感じる笑い方に
(…あとで聞いてみよ…なんせ学年30位以内…)
そう思って、授業に集中した。
(あー……どうしよ、俺……。でも、世の中色々な人がいるって言うし…。呼び出されていたのは事実だしな…俺も悪目立ちすぎなんだよなー…。)
誠は悩む。
(取り敢えず、萌を守んなきゃ…)
気を取り直して、勉強することにした。