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人妻ゆかりの不倫日記
第2章 愛する息子
『私です。昨日の事は少しも反省していないの?あれは決して合意の上での行為ではなかったのよ。あなたが無理矢理力付くで・・。でも、私にも油断があったのだと思うから、昨日の事はなかった事にしてあげるわ。だから、あなたも昨日の事は忘れて!一生、誰にも言っちゃダメよ!もし誰かに話したら、私だけでなく、あなたの一生も終わりだから』

他人にこんな厳しい言葉を吐いた事はなかった。

元々、平和主義者で性格は明るくて穏やかな方だと思っていた自分にこんな言動を吐かせるような悪い人間も回りにはいなかった。

もう彼を家に連れて来ないように息子にも言い含めるつもりだった。





その夜。

入浴していた私は体を洗いながら、鏡に写る自分の体を眺めていた。

若い頃は当時人気を博していた女優に似ていると言われた事もあった。

脚が綺麗だと言われた事もあった。

そして独身の頃から体型はさほど変わっていない筈だった。

でも、それは服を着た状態での話。

いざ服を脱げば、お腹の回りには余分な贅肉が着き始め、胸も徐々に垂れ始めている。

しかも顔には隠しようのないシワまで・・

自分では若いつもりでいても、やはり年齢には勝てないのだ。

夫がここ何年も求めて来ないのは、そんな私の体の変化に気付いたせいもあるのだろうか?

やはり40も過ぎると女は女でなくなるのだろうか?









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