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人妻ゆかりの不倫日記
第2章 愛する息子
その夜、私はなかなか寝れなかった。
息子にイカされてしまったショックもあったし、息子から浅井君の悪評を聞いたせいもあった。
浅井君との事はもう終わった事だし、息子ももう悪さはしない筈だ。
でも、やりきれなかった。
怒り、憎しみ、悲しみ、切なさ、失望、自己嫌悪に罪悪感・・あらゆる感情が次々に込み上げて来て、私を情緒不安定にさせていた。
(あなた、こんな私を許して下さいね。そして私はいったいどうすればいいの?)
気が付くと、涙が溢れて来ていた。
と、その時だった。
寝室のドアが静かに開いたのだった。
(え・・?誰・・?翔ちゃんなの?)
ドキッとした。
何か用があるなら、足音を忍ばせて寝室に入って来るような真似はしない筈だった。
とすると、何の目的で・・?
我が息子ながら、恐怖に似た感覚を覚えた。
風呂場での件もあるし、一緒に寝るのを拒んだ経緯もあったから、もしや息子が逆上したのかと心配したのだった。
私の寝ているベッドの足元に回り込んだ黒い影がゆっくりと布団を捲って来た。
私は寝ているふりをした。
飛び起きて、母親の寝ている寝室に忍び込んで来た息子を叱り付けてもよかったのだが、息子が何をしようとしているのか、確かめてみたかったのだ。
足元から布団を捲った後に黒い影が私の脛の辺りに触れて来た。
一瞬、声を上げそうになったが、我慢した。
一度触れて自信を抱いたのか、黒い影は更に脚を撫でて来た。
それは珍しい、或いは高価な物に触れるかのような遠慮した触り方だった。
その時、突然、ブーンという震動音が聞こえた。
何事かと思い、身を硬くしていると、私の太腿に震動する何かが触れて来たのだった。
(ヒイッ!)
心の中で悲鳴を上げた私は寝返りを打つふりをして横を向いた。
だが、それが悪かった。
息子にお尻を向ける格好になってしまったのだ。
調子に乗った息子が私のお尻に震動する何かを触れさせて来たのだ。
「あっ?嫌っ!」
さすがに我慢出来なくなった私は、慌ててベッドの上に跳ね起きたのだった。
「翔ちゃん!」
そして真っ暗闇に蠢く我が息子を怒鳴り付けたのだ。
息子にイカされてしまったショックもあったし、息子から浅井君の悪評を聞いたせいもあった。
浅井君との事はもう終わった事だし、息子ももう悪さはしない筈だ。
でも、やりきれなかった。
怒り、憎しみ、悲しみ、切なさ、失望、自己嫌悪に罪悪感・・あらゆる感情が次々に込み上げて来て、私を情緒不安定にさせていた。
(あなた、こんな私を許して下さいね。そして私はいったいどうすればいいの?)
気が付くと、涙が溢れて来ていた。
と、その時だった。
寝室のドアが静かに開いたのだった。
(え・・?誰・・?翔ちゃんなの?)
ドキッとした。
何か用があるなら、足音を忍ばせて寝室に入って来るような真似はしない筈だった。
とすると、何の目的で・・?
我が息子ながら、恐怖に似た感覚を覚えた。
風呂場での件もあるし、一緒に寝るのを拒んだ経緯もあったから、もしや息子が逆上したのかと心配したのだった。
私の寝ているベッドの足元に回り込んだ黒い影がゆっくりと布団を捲って来た。
私は寝ているふりをした。
飛び起きて、母親の寝ている寝室に忍び込んで来た息子を叱り付けてもよかったのだが、息子が何をしようとしているのか、確かめてみたかったのだ。
足元から布団を捲った後に黒い影が私の脛の辺りに触れて来た。
一瞬、声を上げそうになったが、我慢した。
一度触れて自信を抱いたのか、黒い影は更に脚を撫でて来た。
それは珍しい、或いは高価な物に触れるかのような遠慮した触り方だった。
その時、突然、ブーンという震動音が聞こえた。
何事かと思い、身を硬くしていると、私の太腿に震動する何かが触れて来たのだった。
(ヒイッ!)
心の中で悲鳴を上げた私は寝返りを打つふりをして横を向いた。
だが、それが悪かった。
息子にお尻を向ける格好になってしまったのだ。
調子に乗った息子が私のお尻に震動する何かを触れさせて来たのだ。
「あっ?嫌っ!」
さすがに我慢出来なくなった私は、慌ててベッドの上に跳ね起きたのだった。
「翔ちゃん!」
そして真っ暗闇に蠢く我が息子を怒鳴り付けたのだ。