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人妻ゆかりの不倫日記
第3章 そして再び
『やっぱりやーめた!』
『何だよ?教えろよ!俺の知ってる人か?』
『さーて、どうかな?でも、世の中には知らない方がいい事もあるんだぜ!』
『ちぇっ、偉そうに!またクラスの誰かの母親とか言うんじゃねえだろうな?』
『アハハ、かもな?案外、おまえの母さんだったりしてな?』
浅井君の台詞を聞いた瞬間、私の心臓が破裂しそうになった。
『お、おまえ・・冗談でもそんな事言うな!母さんに手なんか出したら、殺すからな!』
『おー、怖え!はいはい、おばさんにだけは手は出さないよ!』
『約束だぞ!いくらおまえでも母さんにちょっかいなんか出したら命はねえからな!』
そう言った息子の声は迫力に満ちていた。
とりあえず最悪の事態は避けられた。
ホッと胸を撫で下ろした私は気を取り直してドアをノックした。
「入るわよ」
「待ってました!」
私が持って来たケーキを目にした浅井君がはしゃいでいた。
「ありがとう」
息子も嬉しそうに紅茶とケーキを受け取っている。
「そろそろ受験勉強にも本腰を入れないといけない時期なんだから、二人ともちゃんと勉強するのよ」
二人に紅茶とケーキを手渡しながら、母親らしく説教する。
「大丈夫だよ。ちゃんと勉強してるから」
息子が胸を叩いて私を安心させようとする。
「そうね、翔ちゃんも浅井君も素直でいい子ですもね」
そう言い残して私は部屋を出たのだった。
浅井君が、私との事を息子に自慢話をするかのようにうっかり口を滑らせたりしたら大変な事になると心配していたが、息子が先に釘を刺してくれた。
とりあえず危機は去った。
そう思いながら、私は階段を降りていった。
そんな際どい会話だったが、ギリギリのところで浅井君は私の名前を言わなかった。
『何だよ?教えろよ!俺の知ってる人か?』
『さーて、どうかな?でも、世の中には知らない方がいい事もあるんだぜ!』
『ちぇっ、偉そうに!またクラスの誰かの母親とか言うんじゃねえだろうな?』
『アハハ、かもな?案外、おまえの母さんだったりしてな?』
浅井君の台詞を聞いた瞬間、私の心臓が破裂しそうになった。
『お、おまえ・・冗談でもそんな事言うな!母さんに手なんか出したら、殺すからな!』
『おー、怖え!はいはい、おばさんにだけは手は出さないよ!』
『約束だぞ!いくらおまえでも母さんにちょっかいなんか出したら命はねえからな!』
そう言った息子の声は迫力に満ちていた。
とりあえず最悪の事態は避けられた。
ホッと胸を撫で下ろした私は気を取り直してドアをノックした。
「入るわよ」
「待ってました!」
私が持って来たケーキを目にした浅井君がはしゃいでいた。
「ありがとう」
息子も嬉しそうに紅茶とケーキを受け取っている。
「そろそろ受験勉強にも本腰を入れないといけない時期なんだから、二人ともちゃんと勉強するのよ」
二人に紅茶とケーキを手渡しながら、母親らしく説教する。
「大丈夫だよ。ちゃんと勉強してるから」
息子が胸を叩いて私を安心させようとする。
「そうね、翔ちゃんも浅井君も素直でいい子ですもね」
そう言い残して私は部屋を出たのだった。
浅井君が、私との事を息子に自慢話をするかのようにうっかり口を滑らせたりしたら大変な事になると心配していたが、息子が先に釘を刺してくれた。
とりあえず危機は去った。
そう思いながら、私は階段を降りていった。
そんな際どい会話だったが、ギリギリのところで浅井君は私の名前を言わなかった。