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人妻ゆかりの不倫日記
第3章 そして再び
トン、トン、トン。

息子が階段を降りて来たのはその時だった。

「あれ?浅井の奴は?」

キッチンにいた私の顔を見るなり、声をかけて来た。

「え?浅井君?見てないわよ。トイレじゃ・・あっ?・・ないの?」

私がキッチンで野菜を刻みながらそう返事をした時、私のスカートの中に隠れていた彼が悪戯を始めたのだった。

「どうしたの・・?」

私の異変に気付いた息子が近寄って来た。

「な、何でもないの!そ、それより、浅井君、お腹の調子でも悪いんじゃないの?声をかけてみたら?」

私は慌てて思い付きの台詞を吐いた。

「そう・・だね。あいつ、腹でも壊したのかな?」

私にそう言われて、息子が首を捻りながらトイレ向かった。

「やめて!いい加減にして!見つかったらどうするのよ?」

さっきからスカートの中で指を蠢かせて私のお尻や太腿の辺りをイヤらしく撫で回している彼に小声で抗議した。

「だって、こんな状況で大人しくしてろっていう方が無理だよ!」

笑いながらそう言った彼があの部分に触れて来たのを感じて、私は、あっ?と小さな悲鳴を上げてしまった。

案の定、トイレで浅井君に声をかけていた息子の耳にもその小さな悲鳴が届いてしまったのだった。

「母さん?どうしたの?」

「ううん、何でもないの。ちょっとキャベツを床に落としちゃって!大丈夫よ!」

慌てて取り繕う私。

だが、必死に言い訳したにも関わらず息子が戻って来たのだった。

絶体絶命だった。

と、その時、彼がいきなり私のパンストとパンティを膝上辺りまで脱がせたのだ。

この切羽詰まった状況でまだ悪さを続ける彼が信じられなかった。

次の瞬間、あそこに何かが挿入される感覚を覚えたが、今はそれどころじゃなかった。

息子がキッチンに戻って来たのとスカートの中から退散した彼がなに食わぬ顔でテーブルの横に立ったのとがほぼ同時だった。

「あれ?おまえ・・いつの間に?」

彼の姿を見付けた息子が驚いた顔をする。

「どこに居たんだよ?」

「ちょっと玄関に忘れ物してさ!取りに行ったついでにおばさんと話をしようかと思ってな!」

「マジかよ?こっちはおまえがトイレで唸ってるんだと思って心配してたんだぞ!」

「アハハ、そりゃ悪かったな」

彼が悪びれた様子もなく頭を掻いた。






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