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人妻ゆかりの不倫日記
第3章 そして再び
私がメールを送った翌日、彼と近くのファミレスで会っていた。
周囲の目も気になったが、我が家に来られるよりはましだった。
「おばさん、話って何?」
注文したパフェが運ばれて来てから、彼が口を開いた。
「わかってるでしょ?」
私は周囲を気にしながら、低い声で言った。
「何が?」
彼は惚けた口調で聞き返して来た。
「あの事は絶対に誰にも言っちゃダメって言ったでしょ?なのに、昨日はどうしてあんな事をしたの?翔太もいたのに・・酷いじゃない!」
声を押さえながらも強い口調で彼を責めた。
「だって、おばさんとまたしたくなっちゃったんだもん、仕方ないでしょ!」
「あ、あなたって人は・・」
それ以上、言葉が出なかった。
完全に自分のしたい事だけをして生きてきたこどもだった。
この人種の人間は、周囲の目や世間体や常識など、どうでもいいのだ。
もはや、自己中などというレベルではなかった。
「そんなお説教なんか聞きたくないよ!てっきりおばさんが妊娠でもしたのかと思って喜んでたのに」
「に、妊娠・・て。そんな軽々しく言わないで!そんな事になったら・・」
考えただけでもゾッとした。
「わかったわ!あなたじゃ、話にならないから、親御さんに会う事にするわ」
「えっ?」
彼が驚いた顔をした。
「だって、そうでしょ?あなたじゃ、自分のワガママばかりだし、私の話も聞いてくれないんだから仕方がないわよね?」
「でも、うちの母ちゃんはいないし・・」
「じゃ、いる時に自宅に伺うわ!」
「ちょっと待って!電話してみるよ」
そう言って彼がおもむろに電話をかけた。
「あ、母ちゃん?今日は何時頃帰るの?」
目の前で電話をしている彼を見ながら、私は内心でホッとしていた。
二人の関係を彼の母親に知られるのは辛かったが、こちらは被害者だし、今後の事も考えてはっきり確認しておかなければならなかったから、これで1歩前進だった。
「もうすぐ帰って来るみたいだから、じゃ、うちに来る?」
「ええ、是非、お母さんにお会いしてお話をしたいから」
そう言って私は立ち上がったのだった。
周囲の目も気になったが、我が家に来られるよりはましだった。
「おばさん、話って何?」
注文したパフェが運ばれて来てから、彼が口を開いた。
「わかってるでしょ?」
私は周囲を気にしながら、低い声で言った。
「何が?」
彼は惚けた口調で聞き返して来た。
「あの事は絶対に誰にも言っちゃダメって言ったでしょ?なのに、昨日はどうしてあんな事をしたの?翔太もいたのに・・酷いじゃない!」
声を押さえながらも強い口調で彼を責めた。
「だって、おばさんとまたしたくなっちゃったんだもん、仕方ないでしょ!」
「あ、あなたって人は・・」
それ以上、言葉が出なかった。
完全に自分のしたい事だけをして生きてきたこどもだった。
この人種の人間は、周囲の目や世間体や常識など、どうでもいいのだ。
もはや、自己中などというレベルではなかった。
「そんなお説教なんか聞きたくないよ!てっきりおばさんが妊娠でもしたのかと思って喜んでたのに」
「に、妊娠・・て。そんな軽々しく言わないで!そんな事になったら・・」
考えただけでもゾッとした。
「わかったわ!あなたじゃ、話にならないから、親御さんに会う事にするわ」
「えっ?」
彼が驚いた顔をした。
「だって、そうでしょ?あなたじゃ、自分のワガママばかりだし、私の話も聞いてくれないんだから仕方がないわよね?」
「でも、うちの母ちゃんはいないし・・」
「じゃ、いる時に自宅に伺うわ!」
「ちょっと待って!電話してみるよ」
そう言って彼がおもむろに電話をかけた。
「あ、母ちゃん?今日は何時頃帰るの?」
目の前で電話をしている彼を見ながら、私は内心でホッとしていた。
二人の関係を彼の母親に知られるのは辛かったが、こちらは被害者だし、今後の事も考えてはっきり確認しておかなければならなかったから、これで1歩前進だった。
「もうすぐ帰って来るみたいだから、じゃ、うちに来る?」
「ええ、是非、お母さんにお会いしてお話をしたいから」
そう言って私は立ち上がったのだった。