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第7章 北川 樹
「名前、どうしようか…さっきお父さんお母さんにも聞かれたんだけどな」
「あ、連絡してくれたんだね。」
「うん。病室に入れるのは父親だけらしくて。祖父母は面会時間内に新生児室のガラス越しで見るだけなんだとさ。お母さんはまた昼間見に来るって言ってたから、遙があの談話室だっけ、あそこに出て行くぶんには問題ないみたいだから、無理しない程度でお母さんには会っとけよ。お父さんは退院の日に来るって言ってた。ウチで出前でも取って飯食おうって言ってたけど…」
「出前かぁ…お寿司はナマモノだし…鰻とかなら少しなら食べれるかなぁ…」
「鍋でもする?俺が用意すりゃ済む話だろ。」
「じゃあさ、多分、出前はお父さんが出してくれるつもりだろうから、それでお肉買ってもらおうよ。私すき焼き食べたい。お母さんに言っとく!」
「で俺とお母さんで準備すんの?わかったよ。じゃあお母さんに交渉しといて。」
遙がうん!と頷く。
「あ、連絡してくれたんだね。」
「うん。病室に入れるのは父親だけらしくて。祖父母は面会時間内に新生児室のガラス越しで見るだけなんだとさ。お母さんはまた昼間見に来るって言ってたから、遙があの談話室だっけ、あそこに出て行くぶんには問題ないみたいだから、無理しない程度でお母さんには会っとけよ。お父さんは退院の日に来るって言ってた。ウチで出前でも取って飯食おうって言ってたけど…」
「出前かぁ…お寿司はナマモノだし…鰻とかなら少しなら食べれるかなぁ…」
「鍋でもする?俺が用意すりゃ済む話だろ。」
「じゃあさ、多分、出前はお父さんが出してくれるつもりだろうから、それでお肉買ってもらおうよ。私すき焼き食べたい。お母さんに言っとく!」
「で俺とお母さんで準備すんの?わかったよ。じゃあお母さんに交渉しといて。」
遙がうん!と頷く。