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第8章 芳川 翠
「もう、そろそろ大丈夫…?」

しばらく湯舟の中に立ったまま抱き合ってたけど、玄くんに促されて一度肩まで浸かる。
気づかなかったけど、身体が冷えてて、お湯が痺れるほど気持ちよかった。

いつの間にか恥ずかしいのとかどっかに行っちゃってて、お湯の中で抱き合って、玄くんに甘えるようにキスをねだる。

玄くんはそれに応えてくれながら、でも、私のお腹には玄くんの硬くなったのがしっかり存在を主張して、ずっと当たってて。

「….交代、する…? 玄くんが座って…」

「え? マジで翠がしてくれんの?」

玄くんがびっくりしたように聞いてきて。

「…したことないから…どうしたら気持ちイイのかよくわからないけど…」

玄くんはおずおすとヘリに座り。

「…気持ちイイのは、先っぽと裏側…ソコに歯立てなきゃ大丈夫…」

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