この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
some more storys
第1章 井上 未玖
「なんていう植物ですか?コレ…」
「ん?それ?パイナップル。」
「パイナップル?…って、あのパイナップル?」
「そうだよ。他にパイナップルってあるの?」
「…いえ、観賞用とかあるのかな〜と思って。」
「まぁ、観賞用だろうね。普通にスーパーで売ってるパイナップルのヘタ植えてるだけだから。観葉植物っぽいでしょ。」
「…枯れないんですか?」
「上手く育てるとちゃんと根っこもついて、小さいパイナップルが成るらしいよ。俺にできるかどうかはわからないけど。」
「へぇ〜」
「母親が花とか、こういう植物が好きでね。実家にもたくさん緑があったから、少しグリーンが欲しいんだよね。それも実家で貰ってきたヤツだけど。」
「なんか、いいですね、そういうの。」
長野さんが、コーヒーを持ってきてくれて、横に座った。
コーヒーを飲み、ソファでくつろぐ。
そっ、と肩を抱き寄せらせて、軽くキスされる。
そのキスは、どんどん深くなって。
コーヒーの味がするキスに、頭がぼうっとした。
「ん?それ?パイナップル。」
「パイナップル?…って、あのパイナップル?」
「そうだよ。他にパイナップルってあるの?」
「…いえ、観賞用とかあるのかな〜と思って。」
「まぁ、観賞用だろうね。普通にスーパーで売ってるパイナップルのヘタ植えてるだけだから。観葉植物っぽいでしょ。」
「…枯れないんですか?」
「上手く育てるとちゃんと根っこもついて、小さいパイナップルが成るらしいよ。俺にできるかどうかはわからないけど。」
「へぇ〜」
「母親が花とか、こういう植物が好きでね。実家にもたくさん緑があったから、少しグリーンが欲しいんだよね。それも実家で貰ってきたヤツだけど。」
「なんか、いいですね、そういうの。」
長野さんが、コーヒーを持ってきてくれて、横に座った。
コーヒーを飲み、ソファでくつろぐ。
そっ、と肩を抱き寄せらせて、軽くキスされる。
そのキスは、どんどん深くなって。
コーヒーの味がするキスに、頭がぼうっとした。