この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
some more storys
第1章 井上 未玖
「シャワー、浴びる?」
唇が離れ、でもまだ至近距離で。
耳のあたりの髪を優しく触りながら聞かれて、こく、と小さく頷く。促されて、バッグから基礎化粧品セットとインナーを出した。
案内されたのは、廊下にあった引戸。
洗面所と、その後ろに洗濯機置場。そして、小ぶりなお風呂。よかった、セパレートだ…ホテルとかのオールインワンユニットが苦手な私は、少し安心した。安心ついでに、
「あ、あの、お手洗い、借りてもいいですか…?」
「トイレは突き当たりの扉。タオル、バスタオルとフェイスタオル1枚ずつで足りる?」
「はい。」
「じゃ、ドライヤーも出しとくから、ごゆっくりどうぞ。」
長野さんはLDKに戻っていって。私はお手洗いを借りた後、シャワーを浴びた。
タオルの下に白いTシャツが1枚置いてあって。
それを借りて着た。
唇が離れ、でもまだ至近距離で。
耳のあたりの髪を優しく触りながら聞かれて、こく、と小さく頷く。促されて、バッグから基礎化粧品セットとインナーを出した。
案内されたのは、廊下にあった引戸。
洗面所と、その後ろに洗濯機置場。そして、小ぶりなお風呂。よかった、セパレートだ…ホテルとかのオールインワンユニットが苦手な私は、少し安心した。安心ついでに、
「あ、あの、お手洗い、借りてもいいですか…?」
「トイレは突き当たりの扉。タオル、バスタオルとフェイスタオル1枚ずつで足りる?」
「はい。」
「じゃ、ドライヤーも出しとくから、ごゆっくりどうぞ。」
長野さんはLDKに戻っていって。私はお手洗いを借りた後、シャワーを浴びた。
タオルの下に白いTシャツが1枚置いてあって。
それを借りて着た。