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第8章 芳川 翠
起きたのは結構いい時間で。
2人でゆっくり準備して、ブランチを食べる。
冷蔵庫の中に開封した市販のカルボナーラソースがあって。
コレいつ開けたの?と聞いたら昨日の昼、と言われて。
「仕事で知り合った人がこのメーカーのが美味いって言うから買ってみたんだけど、2人前だったんだよ。パスタ茹でてから気づいてさ。けど2人前は食べらんないし、捨てるのももったいないからとりあえず冷蔵庫に入れてみた…」
「多分開封後は保たないよね…」
「うん…でもカルボナーラって偶に食いたくなるけど続くと飽きる」
解る! でも偶には食べたいんだよね〜
「じゃあさ、ちょっとアレンジして朝ごはんにしよっか?」
玄くんのウチにあった食パンの白い部分を上から抑えて潰してお皿みたいにして。中に牛乳で伸ばしたカルボナーラソースを入れて、卵を落としてトースターで焼く。
2人でゆっくり準備して、ブランチを食べる。
冷蔵庫の中に開封した市販のカルボナーラソースがあって。
コレいつ開けたの?と聞いたら昨日の昼、と言われて。
「仕事で知り合った人がこのメーカーのが美味いって言うから買ってみたんだけど、2人前だったんだよ。パスタ茹でてから気づいてさ。けど2人前は食べらんないし、捨てるのももったいないからとりあえず冷蔵庫に入れてみた…」
「多分開封後は保たないよね…」
「うん…でもカルボナーラって偶に食いたくなるけど続くと飽きる」
解る! でも偶には食べたいんだよね〜
「じゃあさ、ちょっとアレンジして朝ごはんにしよっか?」
玄くんのウチにあった食パンの白い部分を上から抑えて潰してお皿みたいにして。中に牛乳で伸ばしたカルボナーラソースを入れて、卵を落としてトースターで焼く。