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第9章 巽 圭吾
意外な応えだった。
「理恵ちゃんは、同居、嫌じゃないの?」
「…お母さんが、嫌じゃなければ…」
「……そうなの?」
「お母さんのタイプにもよるかな…息子にべったりで、恋人とか夫婦以上に仲良くて、何かにつけて張り合ってきたりするヒトじゃなければ…多分大丈夫…」
「…あ、そういうタイプじゃない。俺のこともボロクソ言うし。でも、本心じゃないってのもわかってる。だから、口喧嘩はするけど、大抵あの人のが正論で、俺が折れて終わり。後引きずらないし。別にクソババァとも、思わないしね。」
「すぐに結婚して同居、じゃなくても、これから、それを見据えて、お母さんと、仲良くなって行けたらいいな、って思うんだけど、ダメかしら…」
「理恵ちゃんが、そんな前向きに考えてくれてるなら、それは嬉しい、 けど…」
「けど?」
「…いや、嬉しい、デス。ありがとう…」
「理恵ちゃんは、同居、嫌じゃないの?」
「…お母さんが、嫌じゃなければ…」
「……そうなの?」
「お母さんのタイプにもよるかな…息子にべったりで、恋人とか夫婦以上に仲良くて、何かにつけて張り合ってきたりするヒトじゃなければ…多分大丈夫…」
「…あ、そういうタイプじゃない。俺のこともボロクソ言うし。でも、本心じゃないってのもわかってる。だから、口喧嘩はするけど、大抵あの人のが正論で、俺が折れて終わり。後引きずらないし。別にクソババァとも、思わないしね。」
「すぐに結婚して同居、じゃなくても、これから、それを見据えて、お母さんと、仲良くなって行けたらいいな、って思うんだけど、ダメかしら…」
「理恵ちゃんが、そんな前向きに考えてくれてるなら、それは嬉しい、 けど…」
「けど?」
「…いや、嬉しい、デス。ありがとう…」