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第14章 武井 沙織
ダイニングで座って祥悟くんと喋っていると、お父さまが帰宅されて。
「おや、祥悟も沙織さんも来てたの。」
と微笑んでくれる。
「親父の誕生日にプレゼント持って来たんだよ」
「へぇ、ありがとう。」
「たいしたものじゃないんですけど…」
ラッピングしたポロシャツを渡す。
「開けてもいい?」
「どうぞ」
お父さまはガサガサとラッピングを開封して。
「あぁ、キレイな色のポロシャツだね。涼しそうだ。」
そう言ってポロシャツを当てて見せてくれる。
淡い水色のポロシャツは、暗めのダイニングの灯りの下でもお父さまによく似合うように見えた。
「何でも持ってらっしゃるだろうし、こんなのが無難かな、って思って…」
「いや、嬉しいよ。沙織さん。僕はね、プレゼントっていうのは、相手を思う気持ちとその時間そのものだと思ってるんだ。」
「おや、祥悟も沙織さんも来てたの。」
と微笑んでくれる。
「親父の誕生日にプレゼント持って来たんだよ」
「へぇ、ありがとう。」
「たいしたものじゃないんですけど…」
ラッピングしたポロシャツを渡す。
「開けてもいい?」
「どうぞ」
お父さまはガサガサとラッピングを開封して。
「あぁ、キレイな色のポロシャツだね。涼しそうだ。」
そう言ってポロシャツを当てて見せてくれる。
淡い水色のポロシャツは、暗めのダイニングの灯りの下でもお父さまによく似合うように見えた。
「何でも持ってらっしゃるだろうし、こんなのが無難かな、って思って…」
「いや、嬉しいよ。沙織さん。僕はね、プレゼントっていうのは、相手を思う気持ちとその時間そのものだと思ってるんだ。」