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第1章 井上 未玖
長い息を吐いて呼吸を整え、半身を起こすとティッシュで身体を拭いてくれる。
その後ゴムを処理したみたいで、ティッシュの塊をゴミ箱に捨てた。
ベッドの中できゅう、と抱きしめられて。
「下着…」
と起き上がろうとすると、
「着けちゃうの?そのまま寝よう?」
と阻止された。
「素肌でシーツの中にいる感触って、気持ちよくない?」
優しく髪を撫でられてそんなこと聞かれたら、否定なんてできなくて。しっかりとした胸に頭を預けた。
「…泣いてるの?」
いつの間にか、涙が出てて。
素肌が触れ合った状態だから、誤魔化すこともできなかった。
「どうした?なんか、変なことした?俺。」
「…違うの…なんか、幸せで。でも、この先ってどうなのかなぁって思ったら、なんか…」
「…この先?…って言うのは…将来的なこと?」
その後ゴムを処理したみたいで、ティッシュの塊をゴミ箱に捨てた。
ベッドの中できゅう、と抱きしめられて。
「下着…」
と起き上がろうとすると、
「着けちゃうの?そのまま寝よう?」
と阻止された。
「素肌でシーツの中にいる感触って、気持ちよくない?」
優しく髪を撫でられてそんなこと聞かれたら、否定なんてできなくて。しっかりとした胸に頭を預けた。
「…泣いてるの?」
いつの間にか、涙が出てて。
素肌が触れ合った状態だから、誤魔化すこともできなかった。
「どうした?なんか、変なことした?俺。」
「…違うの…なんか、幸せで。でも、この先ってどうなのかなぁって思ったら、なんか…」
「…この先?…って言うのは…将来的なこと?」