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第16章 芳川 翠 ー熱ー
「咳は?」
「少し…」
「鼻水」
「それも少し」
「…結構全部だな…ま、とりあえず、おかゆ食って寝ようか。」
私が食べ終えたトレイをさっさとDKに運んだかと思うと、てっちゃんが服を脱ぎ出した⁉︎
「え? なに?」
「何って。寝るだろ?」
「…寝るけど…エッチは無理よ?」
「するかよ!こんな時に!」
「じゃあなんで脱ぐの?」
「全部は脱がないよ。添い寝するだけだから。」
そんなのされたことないんですけど⁉︎
てっちゃんは、シャツとデニムと靴下を脱ぎ、上は黒い半袖のTシャツ、下はパンツ1枚というカッコで、ベッドに滑り込んできた。
「…感染る、から…いいよ、そんなことしてくれなくても…」
「感染ったら、翠が看病してくれるだろ?」
ニッコリと笑って。布団の中でキュ、と抱きしめてくれる。
「少し…」
「鼻水」
「それも少し」
「…結構全部だな…ま、とりあえず、おかゆ食って寝ようか。」
私が食べ終えたトレイをさっさとDKに運んだかと思うと、てっちゃんが服を脱ぎ出した⁉︎
「え? なに?」
「何って。寝るだろ?」
「…寝るけど…エッチは無理よ?」
「するかよ!こんな時に!」
「じゃあなんで脱ぐの?」
「全部は脱がないよ。添い寝するだけだから。」
そんなのされたことないんですけど⁉︎
てっちゃんは、シャツとデニムと靴下を脱ぎ、上は黒い半袖のTシャツ、下はパンツ1枚というカッコで、ベッドに滑り込んできた。
「…感染る、から…いいよ、そんなことしてくれなくても…」
「感染ったら、翠が看病してくれるだろ?」
ニッコリと笑って。布団の中でキュ、と抱きしめてくれる。