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第18章 幕間…SS集…③
及川 菜摘
「エステティシャンの彼女がいるんですってね?」
夕食後のコーヒータイム。
義隆さんに悪戯っぽくカマをかけてみる。
義隆さんはキョトンとした顔をした。
「何の話?」
「会社で聞いたのよ。萩原部長の恋人はエステティシャンだって。」
「何で…?」
全く解らない、といった感じで、義隆さんはコーヒーを飲む。
「こっちが聞きたいわよ。」
義隆さんはコーヒーを飲みつつ、空を睨んで暫く考えた後。
「…アレかな。前に板倉さんに手がキレイだし肌もきめ細かいって言われたんだ。それでメンズエステに行ってるのかって聞かれたから、彼女の趣味がエステごっこだって誤魔化したんだよ。」
「エステごっこって」
「だってよくやるじゃない。角質取り?保湿パックとか。」
「それがエステごっこなの?」
「違うの?」
「まぁプロの施術じゃないから?ごっこと言われても仕方ないかしらね。」
「エステティシャンの彼女がいるんですってね?」
夕食後のコーヒータイム。
義隆さんに悪戯っぽくカマをかけてみる。
義隆さんはキョトンとした顔をした。
「何の話?」
「会社で聞いたのよ。萩原部長の恋人はエステティシャンだって。」
「何で…?」
全く解らない、といった感じで、義隆さんはコーヒーを飲む。
「こっちが聞きたいわよ。」
義隆さんはコーヒーを飲みつつ、空を睨んで暫く考えた後。
「…アレかな。前に板倉さんに手がキレイだし肌もきめ細かいって言われたんだ。それでメンズエステに行ってるのかって聞かれたから、彼女の趣味がエステごっこだって誤魔化したんだよ。」
「エステごっこって」
「だってよくやるじゃない。角質取り?保湿パックとか。」
「それがエステごっこなの?」
「違うの?」
「まぁプロの施術じゃないから?ごっこと言われても仕方ないかしらね。」