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第18章 幕間…SS集…③
芳川 翠 × 玄 徹匠
てっちゃんが看病してくれたおかげで、私はすっかり回復した。
幸いにもてっちゃんに感染ることもなく。
週末、またてっちゃんが泊まりに来ることになった。
「もう体調良くなったんだろ?今日は我慢しないからね?」
「病み上がりなのに…休ませてくれないの?」
「俺の本体に聞いてくれるかな?」
本体って…ムスコとか分身とかいうヒトは聞いたことあるような気がするけどソッチが本体ってどうなのよ…?
「えっち。」
「…どんだけ我慢したと思ってんの…ってか知ってるだろ。」
…知ってるけど。
「我慢できないの?」
わざとてっちゃんのデニムに向かって聞いてみる。
「デキナイ♪」
出来損ないの腹話術みたいな裏声でてっちゃんが答えるから、思わず噴き出した。
「…てっちゃんってそんなキャラだったっけ…?」
「翠の前だけ、だけどね。ま、翠が知ってる俺なんてまだまだ一部だよ。翠には俺の全部を知って欲しいし、俺ももっと翠のコト知りたい。だから…」
と私の肩をぐっと抱き寄せて、そのままベッドにぽすりと押し倒される。
てっちゃんが看病してくれたおかげで、私はすっかり回復した。
幸いにもてっちゃんに感染ることもなく。
週末、またてっちゃんが泊まりに来ることになった。
「もう体調良くなったんだろ?今日は我慢しないからね?」
「病み上がりなのに…休ませてくれないの?」
「俺の本体に聞いてくれるかな?」
本体って…ムスコとか分身とかいうヒトは聞いたことあるような気がするけどソッチが本体ってどうなのよ…?
「えっち。」
「…どんだけ我慢したと思ってんの…ってか知ってるだろ。」
…知ってるけど。
「我慢できないの?」
わざとてっちゃんのデニムに向かって聞いてみる。
「デキナイ♪」
出来損ないの腹話術みたいな裏声でてっちゃんが答えるから、思わず噴き出した。
「…てっちゃんってそんなキャラだったっけ…?」
「翠の前だけ、だけどね。ま、翠が知ってる俺なんてまだまだ一部だよ。翠には俺の全部を知って欲しいし、俺ももっと翠のコト知りたい。だから…」
と私の肩をぐっと抱き寄せて、そのままベッドにぽすりと押し倒される。