この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第22章 白河 桜子
構内でウロウロしても、名前も学部も知らない人を見つけることなんて出来るわけがなく、その人と会うことはなかった。
そして、ひと月ほどが過ぎた頃。

友達が、彼氏の友達を紹介したいから、ダブルデートしよう、と言ってきて。興味はなかったけど、友達が、ウチの彼もカッコイイけどその友達もレベル高いから!と引かず。
いきなり知らない人とカップリングされてもどうしたらいいかわからないから、まず大学のカフェでお茶くらいにして欲しい、とお願いした。

そして、友達とカフェに行った時、そこに座ってたのは、あの日、助けてくれた男性だった…

彼の友達…(私の友達の彼氏)は、相手が私だと言ってなかったみたいで。私もドキッとしてテーブルの側で立ち止まったけど、鳩が豆鉄砲食らったような顔で椅子を蹴って立ち上がった男性を、隣の椅子に座ったままニヤニヤと見上げていた。

「おまッ…ハメたな⁉︎」

「人聞きの悪い…ミスキャンパスと口聞いたって自慢してる親友に紹介してやろうと思っただけじゃん。ま、あのミスキャンパスがリコの友達だってのは最近知ったんだけどさ。」

/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ