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第22章 白河 桜子
南さんと出会って、2年。関係を持って、1年が経つ頃には、週イチ昼間に会うだけじゃ物足りなくなって。
義隆さんは仕事が忙しくて、殆ど夜も帰ってこなくなった。会社近くのカプセルホテルに泊まることにしたから、何日かに1回は着替えを取りに戻るけど、食事は外で済ませるようにするから、作らなくていいよ、と言われて。
家に戻る時は事前に連絡するから、風呂の運転スイッチだけ点けておいてくれればいいから、と言われて。
私は更に自由になって、エスカレートしていった。
隆行にご飯を食べさせて、隆行がお風呂に入って、寝るのを見届けて家を出る。
健次さんの部屋で過ごして、深夜に帰るようになった。
隆行が4年生になると、放課後部活が始まって、サッカーを始めて帰りが夕方遅くなったから、夕飯を作り置きして、隆行に家の鍵を持たせて、隆行が帰って来る前に出掛けるようになった。
健次さんの部屋にいる間は、携帯が鳴っても気にしなかった。
隆行が1人で家に居る時に何かあるかもしれない、という不安よりも、不倫のスリルとドキドキが優ってて、気にならなかった。
…その時点で、母親失格ね、と、今なら思うけど、当時の私は本当に、そんなことすら思い至らないほど、自分のことでいっぱいだった。
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